温度応力解析とは
マスコンクリートの施工に当たり、事前にセメントの水和熱による温度応力及び温度ひび割れに対する十分な検討を行う必要があります。
蜂谷工業では、コンクリート標準示方書(設計編)【土木学会】に対応したマスコンクリートの三次元温度応力解析を行っています。
解析により、クラック発生確率を算出し、クラックの発生個所を予想することが可能です。
温度応力解析（受託）技術・サービス
温度応力解析により得られるもの
解析結果から対策工の選定をおこない、温度ひび割れの抑制を図ります。
主な対策工としては、コンクリートの配合修正、ひび割れ誘発目地の設置、膨張材の使用、コンクリート打設時期の変更、養生方法及び養生日数の変更等が用いられます。
- 使用ソフト：
- ASTEA MACS Ver11 (株)計算力学研究センター
- 適合基準：
- 土木学会 コンクリート標準示方書（設計編）
日本コンクリート工学会 マスコンクリートのひび割れ制御指針2016
日本建築学会 マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針・同解説
- 解析例：最小ひび割れ指数分布
-
- 解析例：最大温度分布
解析に必要な資料
- 図面
- コンクリート配合計画書
- コンクリート打設日程、打設リフト計画
費用及び日数
| 設計段階での解析+ひび割れ対策1案 (解析モデルは単純化した形状となります) |
20.0万円〜、3～5日 |
|---|---|
| ひび割れ対策案(1案につき) | 3.0万円〜、3日程度 |
複雑なモデル、対策案の組合せ、詳細な評価等は要相談
作成資料は、結果のみを示すものになります。