お知らせ
国土交通省「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に選定されました
蜂谷工業株式会社と株式会社Momoを構成員とするコンソーシアム(以下、本コンソーシアム)は、国土交通省が公募する「令和3年度建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」における「AI、IoTを始めとした新技術等を活用して土木又は建築工事における施工の労働生産性の向上を図る技術」に応募し、その一つに選定されました。選定された技術については、中国地方整備局と委託契約を締結し、現場で試行を行う予定です。
本コンソーシアムは、橋梁耐震補強工事の施工管理(出来形管理)の工数削減を目的に距離センサデバイスとそれに連動するタブレットアプリケーションの開発と普及を目指しております。
当社では、今後ともAI、IoTを始めとした新技術等を積極的に活用して建設現場の生産性向上に取り組んでまいります。
■技術の概要
距離センサデバイスは距離センサにより橋梁壁面に掘削した削孔長(削孔の深さ)のデータを取得します。さらにカメラ画像と距離データを連動させ、同時にAI(画像解析)により削孔径データを測定します。更に距離センサデバイスはタブレット内のアプリケーションにデータを送信し、アプリケーションは取得したセンサデータ及び写真をサーバーへ送信しデータベースに格納します。サーバー側アプリケーションは現場ごとに出来形管理表/出来形成果表を自動作成します。以上により典型的な出来形管理図表と出来形管理成果表の出力が概ね自動で適正に行えることを目標とし技術開発を行っております。
■国土交通省 プレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001419522.pdf
■国土交通省 プロジェクト概要
https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000062.html