Interview 02
岩田 美月 さん

Iwata Mizuki岩田 美月 さん

土木事業部 土木部
2023年入社
岡山大学 環境理工学部 環境デザイン工学科 出身

(現・工学部 工学科 都市環境創成コース)

風や土の匂いに包まれて気づいた
“好き”が仕事になる瞬間

土木に惹かれたきっかけは、身近に自然があったから

自然の多い地域で育ったからでしょうか、理系の自分が大学の進路を決めるにあたって、「機械」や「化学」といった工学分野はあまりピンとこなかったんです。機械的なものがあまり身近になかったからこそ、自然と関わる土木の分野に面白さを感じたのかもしれません。大学では「環境デザイン工学科(現在は名称が変更されています)」で土木を学び、専門はコンクリートの研究。水分の与え方や混ぜ物の工夫によって、いかに強度を高めるかなど、いろいろな実験を重ねました。

蜂谷工業への入社の決め手は、人の印象です。社長さんをはじめ、面接で関わった方々がとても話しやすく、こちらの話をしっかり聞いていただけました。面接というよりも、自然な会話をしている感覚で、「ここなら自分らしく働けそう」と感じたのを覚えています。就職活動もスムーズで、インターンシップの流れから3年生の終わりには内定をいただきました。

女性初の現場配属と、小田川付け替え工事で学んだこと

私は蜂谷工業で最初の女性の土木現場担当として入社しました。もともと現場に出たいという希望を出していたので、配属が決まったときはとても嬉しかったです。

印象に残っているのは、小田川合流点の付け替え工事ですね。この工事は、2018年の西日本豪雨の教訓をもとに、川の合流地点をずらして逆流を防ぐという、大規模な現場でした。配属されたのは工事が完了する半年前だったんですが、日々景色が全く変わっていく様子を見ながら、ひとつの目標に向かって皆んなで取り組む力の凄さを実感しました。現場が完成に近づくにつれ、近隣を散歩していた人たちから「ご苦労さま」「きれいになったね」と声をかけてもらうことが増え、地域に貢献できた手応えが得られました。

ミスから学んだ、“報告は早いほどいい”という教訓

現場に出て1年目のころ、仕事に慣れてきた時期に測量のミスをしたことがありました。原因は思い込みで作業を進めてしまったことです。間違いに気付きながらも、すぐに報告できず、ひとりで悩んでいました。そんな私を見て、何かあったと勘づいた先輩が声をかけてくれたんです。叱るのではなく「次は早く言えば大丈夫」とフォローしてくれて、その温かさにも救われました。そのとき、「間違いに気づいたら、すぐに報告しよう」と強く思いました。今では私も、後輩に教える立場です。人に仕事を教えていると、自分がわかっていなかった部分に気がつき、自身の理解も深まっていると感じています。

女性だから不安、なんて思わなくて大丈夫

入社当初は、女性が自分ひとりということで少し緊張していました。でも、先輩方はとても気さくで、困ったときも自然に声をかけてくださるので、不安はすぐになくなりました。今の現場の雰囲気も、とても温かいです。仕事中は集中していますが、休憩時間はリラックスし、仕事を引きずらないようにメリハリがついています。

これから土木を目指す女性に伝えたいのは、過度な心配はしなくて良いということです。力仕事が必要な場面では男性がサポートしてくれるし、他にも段取りや管理業務など、色んな分野で力を発揮できる場面があります。会社としても、女性用と男性用のトイレの分離や、鍵付きの更衣室などの設備面も整えてくれています。私たちが「こうして欲しい」と思ったことを積極的に受け止めてくれる環境があるので、心配しすぎずに飛び込んできてください。

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